森林は「家族・地域・国」のかけがえない財産

森林は「家族・「地域・国」のかけがえない財産

  1. 森林経営の社会的意義
  2. あらゆる分野で「資源の無い国」と言われる日本。そんな我が国にあって森林資源は世界に誇る資源です。世界第七位を占める人工林面積はこれを最大活用した時、国内産業の基盤を支えるばかりか、世界に誇る輸出品となる可能性を秘めています。住宅・家具・燃料・紙パルプ・等国内の木材需要量は7,000万m3/年と言われます。対する国内の森林成長量は9,000m3/年と言われ、国内需要の全部を国産材で賄っても尚年間2,000m3もの木材を世界に輸出が出来る素晴らしい可能性を秘める産業です。

     

  3. 地域社会にとっての意義
  4. 地方創生が叫ばれて久しい昨今。地域の活力は国家の財政支出によるシンボル建設物の創出や、短期の喚起策では生まれるものではありません。地域風土を活かし、地域の手を融合できる産業こそが地域の経済や雇用を支える本来のものであることは議論の余地が無く、既にその土台をもつ林業はまさにうってつけの産業と言えます。ウッドジョブに対する若者の注目は昨今目を見張るものがあり、都会を上回る所得を実現している事例も散見される時代になってきました。「林業こそが我が地域の活力源」と宣言する自治体の続出が私たちの目標です。

     

  5. 家族にとっての意義
  6. 個人所有という世界的に特異な所有形態をもつ国内森林。しかしその歴史は戦後の復興期に代表される、祖先のたゆまぬ努力によって築かれてきました。夢を・汗を・木々に注いだその時代の結晶を、一家・一族の貴重な財産・歴史と捉え、代々健全な形で引き継ぐことは山主様家庭のひとつの願いであると私たちは認識しています。他方、その所有規模が極めて僅少・効率化を個々に求めるには限界があることも事実です。私たちは志ある山主様の意を最大限に汲み集約化と計画性をもって効率的で健全な産業に育成することを目指しています。かけがえない家族の財産を確かな資産として次代に引き継ぐ…そんなお手伝いをしていきます。

 

森林信託の代表的構図と長期山づくり経営委託制度

 

 

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